自分たちの製品が業界の
スタンダードになる
(企画・設計/K.K.)
入社して20年になります。設計一筋ですね。具体的にはCADで図面を起こす仕事を担当しています。1つの製品で、部品図、組立図など、製造の最初から最後までに必要な図面を全て設計しています。
宣真工業の製品は、鉄道会社や電力会社から依頼される別注品も多く、他にないものがほとんどです。こんな作業現場でこういう風に使いたいから、こんな作業工具ができないか?といった具合です。重量制限もあるので、設計では軽量化や強度なども含めて考えていかないといけません。
ご要望にいかにお応えできる製品にするのか。それを発想するのに苦労することもしばしばです。そんな時は、同僚や部下に相談して、皆で知恵を出し合っています。アイデアが出ると、フライス旋盤を使って試作品を作ります。その後、手触りや角など、作業現場の安全性も考えて精度を高め、仕上げていきます。
別注品を現場で使われた取引先からは、量産化を依頼される事もありますよ。自分たちで創意工夫した製品が業界のスタンダードになるのは嬉しいですし、仕事のやりがいにもつながりますね。
点検や測量の現場で使う工具には、技術開発や研究開発などを通して製品化の可能性はまだまだあります。ニッチな仕事ですが、宣真工業は頑張った事を認めてくれる会社です。ぜひ、あなたの経験や可能性も活かしてみてください。